一流キャストの”失敗しない選択力”(「一番」という生き方)

〈はじめに〉

風俗のお仕事を始めるとき、誰しもが一人です。何かを教えてくれる人は誰もいません。

風俗で働いていて迷うことはたくさんあると思います。

「どっちのお店がいいのかな?」

「どう接客したらいいのかな?」

「このお客さんはどんな考えなのかな?」

もしあなたが選択に迷ったとき、どうすればいいのか?それは一流の人の選択を真似してみることが最善の策だと思います。

今回のブログでは、人気キャバ嬢兼キャバクラオーナーである桜井野の花さんの著書「「一番」という生き方」の内容をピックアップし、要約。また風俗のお仕事にも活かせるよう“風俗のお仕事でやってしまいがちな失敗”を解説します。

「一番」という生き方 95か月連続NO.1を続ける私の自己ブランディング術

「一番」という生き方 95か月連続NO.1を続ける私の自己ブランディング術

  • 作者:桜井野の花
  • 発売日: 2020/02/19
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

〈要約編〉(本書からの引用)

まずは、自分が“勝てる”場所を探して、そこでナンバーワンになることを目指しました。

ビジネス用語では「ブルーオーシャン」っていうのかな?あまり競争相手がいない「青い海」で泳いだほうが気持ちよく勝てます。だから、そういった場所を探し求めてきました。

競争相手が少ないニッチな場所を見つけて戦った方が、無駄な力をかけずに勝てる。

「お金になる」っていうのは、つまりそういうことなんだと思っています。

逆に、「お金にならない」のは「レッドオーシャン」ってやつですよね。レッドオーシャン、つまり赤い海。血で血を洗うような競争の激しい場所を意味する言葉で、実力がある人でさえも埋もれてしまう激戦区のことです。(p12,14)

→自分の勝てる場所(競争相手の少ない場所)を探すことがお金を稼ぐことに繋がる。

 

自分を客観視する視点。これは接客の際に絶対必要な視点だと思います。

実際の接客において、“自分はこう思う”とひとりよがりになることは絶対に避けるべきで、ちゃんと一歩引いたところから客観的に、相手の立場になって見ることが大切です。

お客様への対応をひとつとっても、“自分がどう思うか”は二の次で、まずは“相手がどう思うか”を考えないといけません。そこに自分の感情が入る余地は一切ないとさえ思っています。自分の言いたいことなんて二の次、三の次なんです。

もちろん、接客をしていて、個人的な意見を求められることも多々ありますが、そのときには、本当の意味での自分の意見ではなく、“お客様はどう答えてほしいのか?”を考え、それに見合った言葉を返すようにしています。(p24〜25)

→自分の言いたいことよりも相手の言ってほしいことを優先する。

 

「連続ナンバーワン」の状態を、一日でも長く続けていけば間違いなく話題になるし、口コミで広がっていけば、さらに集客につながっていくはずです。

ナンバーワンをどのくらいの期間続けているかという数字的な私の強みを、世間に対してアピールしていこう、発信していこうと考えました。

ちょっと追記しておきたいのですが、これは決して記録を自慢したいのではなく、すべては集客のためなんです。

わかりやすい数字で定量的に自分を表現することで、興味を持ってくれる人が少なからずいるはずですから。(p38〜39)

→集客をしたいなら自分の強みをアピールすること。数字を加えればさらに興味を持たれやすい。

 

いかにも営業LINEみたいな、「来週来てね」みたいな誘い方はまずしません。これはLINEに限らず、電話でもそう。「来てね」とは、絶対言わないようにしています。

商品だって、「買ってください」と言われると購買意欲が下がりませんか?

そんな風に売り込みをしないと売れないような商品に見えてしまうからです。だから私は、「買ってください」という一言、それだけで価値が下がってしまうような気がするんですよね。

だから、私は来てね」というかわりに、興味を持ってくれそうなことを発信するようにしています。

具体的に何をしているかと言うと、自分の変化を伝えるんです。

「前髪切った」「○キロ痩せた」「この写真、盛れたから見て」などの文面とともに画像を送ると、何らかのリアクションがあることがほとんど。

商品を人におすすめするときに、どストレートに「買って」と言っても響かないけれど、「リニューアルされた」とか、「新商品はこんなところが違う」と聞くと、「どれどれ?」と興味を持ちませんか?(p88〜90)

→営業は“興味を持ってくれそうなこと”を発信する。また直接的な営業はむしろ購買意欲を削いでしまう。

 

よく、「どうやってお客様を増やすんですか?」とか、「どうやったらお金を使ってもらえるんですか?」みたいなことを聞かれるんですけれど、シンプルな言い方をすれば、あまりキャバクラに行かない方をお客様にしちゃえばいいんですよね。

キャバクラ初心者のお客様に対して、「お金持ってなさそうだったから連絡先抜く(聞く)のやめました」みたいなことを言っているキャストもいますが、そんなことをしていたら、絶対にお客様は増えないし給料だって伸びません。

私はたとえ初回料金5000円だけで帰ってしまったお客様でも、最終的には締め日に「○万円足りないから来て(笑)!」みたいな冗談が言えるくらいのお客様にしてしまいます

お客様は無限の可能性を秘めています。

目の前ばかりを見て、「お金のない人には連絡しない」なんて言っているようでは、何をやっても成功しないと思います。それに、今、気前の良いお客様がいて、たくさんお金を使ってくれていたとしても、その方が来なくなって終わってしまえばそれまでじゃないですか。(p92,94)

→お客様でなかった人でもお客様にしてしまう能力があれば、お客様は増やせる。そのためにはお客様には無限の可能性があると考えること。

 

あとがきで書くなって話ですが、私には常に迷いがありました。

選択を迫られるたびに、“自分のブランディングにとって、これが正解なのか不正解なのか”と迷っていたのです。

でも、選択を重ねていくうちに、それが正しいのか間違っているのかと迷うことには意味がないと気づいたんです。

どんな選択にも、正解なんてないのです。どんな選択をしたとしても、自分がそれを正解にすればいいだけ。

→どんな選択にも正解はないので迷うのは当たり前のこと。しかし、どんな選択も自分の力で正解にできる。

 

〈要約編まとめ〉

①自分の勝てる場所を探す

②相手の立場に立って接客する

③数字を使って自分の強みをアピールする

④営業では興味を持ってくれそうなことを発信する

⑤自分の力でお客様をつくり出す

⑥選択を自分の力で正解にする

 

〈応用編〉

風俗のお仕事でよくやってしまいがちなミス

①本指名が取りづらいお店で働いてしまう

本指名が取りづらいお店で働いてしまうと接客するお客さんの数が少なくなってしまい、自分の能力が磨かれません。そして自分の能力が磨けないとなかなか選ばれず本指名が取れない、という八方塞がりの状況になってしまうのです。

風俗で働きたい場合は、自分の容姿より劣るレベルのお店や自分の得意なことを活かせるお店が良いでしょう。

 

②お客様を論破してしまう

お給料をもらうために必要なのは、お客様を論破することではなくお客様から指名をいただくことです。お客様を言い負かしてしまい、お店に来なくなってしまっては本末転倒です。

もちろん中には、「論破されたい」「何かを教えてほしい」というお客様もいらっしゃいますが少数派です。男は“教えたい生き物”。お客様が何を求めているか見定めましょう。

お客様の求めているものがわからなかったらメモしておいて後でゆっくり考えること。そして次回、求めているものを与えられるよう努めましょう。

 

③写メ日記でお客様の興味とは関係ないことを発信してしまう

写メ日記でお客さんの興味とは関係ないことを発信してしまうと営業感でいっぱいになってしまいます。

そしてお客さんにはこう思われるでしょう。

「この子、こんなに必死でアピールしないとお客さんに選ばれないんだな」

男性は基本的には追いたい生き物なので、そう感じてしまうと一気に気持ちが冷めます。

写メ日記では、自分の強みやお客さんが興味を持ってくれそうなことを発信しましょう。

写メ日記を書く

→写メ日記で何を伝えたいのか確認する

→その内容がお客さんの興味のある内容か確認する

この3stepで質の良い写メ日記が完成できます。

またランキング○位や口コミ○件といった数字で自分の魅力が伝わるものは積極的に使いましょう。

 

④指名に繋がらなさそうなお客様に対して手を抜く

次に繋がらなそうなお客様だからといって手を抜くのはやめましょう。そのお客様が知人に自分のことを紹介してくれるかもしれません。また全力で接客することは自分のスキルアップにも繋がります。

 

〈あとがき〉

風俗の仕事では選択の連続です。そして、全ての選択で失敗しないことは不可能でしょう。

しかし、失敗した選択よりも成功した選択の方が多ければ徐々にお客さんは増えていきます。

失敗した選択は、どうすれば成功したのか、を考えていければ失敗は限りなく0になるでしょう。

選択に困ったときにはいつでも私にご相談ください。

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桜井野の花さんに相談することはできませんが、桜井野の花さんの考えを知った私には相談することができます。

 

今回のブログはここまで!
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私が要約を添削して正しく覚えられているかチェックしてコメントしますよ🤔

次回のブログもお楽しみに!

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