売れっ子ホストは何も考えてなさそうで実は策士〜明日カノ5巻解説〜
今回のブログでは、「明日、私は誰かのカノジョ」の5巻を引用してお仕事に応用していく方法を解説します😊
【無断転載】と【引用】の違い、ご存じですか?|【NTTドコモ】ネットトラブルあんしんサポート
※転載と引用の違い
転載=転載元を見てもらうことが目的
引用=引用元を使った解説が目的
今回のブログ(5巻)の登場人物
萌
大学生。ゆあに連れられて初めてホストクラブに行く
乙女七星
初めてホストクラブに来た萌についたホスト。売れてない(?)
楓
萌が一目惚れしたホスト。優しい。
ゆあ
担当(指名しているホスト)のことが大好きな女の子。風俗で働いている。
はるひ
ゆあの担当。ゆあに手を焼いている。
お世辞はバレている
「オシャレですね〜」
「エッチ上手だね…!」
夜のお仕事ではお客さんを褒めることが大事と教わります。しかし、人をよく見てるお客さんに対してお世辞は厳禁です。むしろお世辞を言うことによって萌のように自分のコンプレックスを助長させてしまうこともあるでしょう。
例)
👩🏻「スズキさんの触り方気持ちよくてすぐイッちゃう❤️」
(そんなに気持ちよくないけどとりあえず褒めとくか)
👨🏻(実はそんなにテクニックに自信がないんだけどな…もしかして気を遣わせちゃってるかな…)
この例の場合なら、無理に演技するのではなく
“どうやったら気持ち良くなれるか(どこを触ったらいいか)”を伝えるのが正解だと思われます。
例)
👱🏻♀️(このお客さん、自分に自信なさそうだな…だから教えてあげよう)
「あぁん。気持ちいい。もっとゆっくり焦らして。そうそのくらいだともっと気持ちいい…!」
👨🏻(女の子に感じてもらうのってこんなに楽しいんだ…!)
お客さんによってどんな反応をするべきか、どんな接客をするべきかが違うというわけですね☺️
褒める=長所を見つけること
「あー優しい人で良かったぁ」第一声からこの褒め言葉が出る楓はさすがホストと言えるでしょう。七星は萌の自信がないところ(顔)をほめてしまったのでお世辞としてバレてしまったわけです。「優しそう」がなぜ萌にとって嬉しい言葉だったのか。それは“優しさ”が萌の唯一自信が持てるところだからです。
相手が自分のことを分かってくれるとついもっと自分のことを話したくなりますよね。上手に聞き手に回った楓は萌からさらに話を聞き出し“堅実な性格”という長所を見つけます。これは褒めループと言えるでしょう。こうなってしまえば相手は時間を忘れて会話にのめり込んでくれます。
※褒めループ
褒められる
→嬉しくて自分の話をする
→その話の中から長所を見つけて褒める
→嬉しくて自分の話をする
→以下繰り返し
相手がしてくれた話は一言も見逃さず、「どうやったら長所として変換できるかな?」と考えてみるのが褒めのコツです。
夢売る仕事
夜のお店ではより大金を使うお客さんが優遇される傾向にあります。そのことにゆあは不安になりますがはるひがすかさず「今まで積み上げてきた信頼関係があるでしょ?」と慰めます。つまり「オレにとってはお金よりも信頼関係の方が大事だよ」と伝えているのです。
ですが、大金を使うほうのお客さんには「過去よりも今、自分を大事にしてくれる人を大切にしたい」と都合の良いことをきっと言ってるはずです(笑)
まさに二枚舌ですね。このようにいわゆるウソをつくことはどうなんでしょうか?難しい問題ですが、“お客さんが満足していたら”私は問題ないと思います。むしろ過去からの信頼関係や恩を言葉にしてゆあに喜んでもらおうとしたのははるひ側の努力だと思います。どうせお金払うなら「大金を使ってくれる人の方が大事」と事実を突きつけられるより、「お金よりも信頼関係の方が大事だよ」と夢を見させてくれる方がいいですよね…?
おわりに
大人気の明日カノですが、お仕事目線で読み直してみると新しい発見があるかもしれませんね😆
購入がまだの方はぜひ買って読んでみてください😊
今回のブログの感想やその他お仕事の質問がある方はこちらに↓💁♂️
あと夜職系のオススメ漫画あったら教えてください🫣ブログで解説します!