人生を変える集中力(ヤバい集中力)

〈はじめに〉

「人生の成功に必要な要素とはなにか?」という疑問について調査しました。イギリスやアメリカで生まれた数万人の子供たちにIQと性格テストを行ったあと、数十年後に全員の収入や健康状態を再チェックしたのです。分析の結果わかったのは、次の事実でした。

・人生の成功に最も必要なのは、頭の良さではなく「誠実性」である

ここでいう「誠実性」とは目先の欲望に負けずに大事なことにコツコツ取り組める能力を意味します。すなわち、集中力です。(p4〜5)

人生で最も重要な能力というのは“集中力”だそうです。

あなたには集中力はありますか?

 

今回のブログでは、鈴木祐さんの著書「ヤバい集中力」の内容をピックアップし、要約。そして風俗のお仕事で応用できるように解説しました。

このブログを読めば、あなたも人生が変わるほどの集中力が身につきます。

 

〈要約編〉(本書からの引用)

前頭前皮質は人類の進化においては後の方で誕生したシステムで、複雑な計算や問題解決が得意。一方の辺縁系は進化の初期にできたエリアで、食事やセックスなどの本能的な欲望をコントロールします。

たとえば、あなたが「仕事をすべきだが酒を飲みに行きたい」と悩んでいるときに「仕事をしよう」と主張するのは前頭前皮質の役割で、辺縁系はひたすら「酒だ!」と駄々をこね続けます。

本書で使う「獣と調教師」も、この流れに沿ったものです。ここまでの説明に準じれば、獣は「衝動」や「辺縁系」に当たり、調教師は「理性」と「前頭前皮質」に相当します。

本能のまま色に動く獣を、調教師がどうにかして操ろうとするような、そんなイメージです。(p25〜26)

→人には二つの心がある。本能を司る辺縁系(獣)と理性を司る前頭前皮質(調教師)である。

 

獣とうまくつきあうために、まずすべきは「腹ごしらえ」です。毎日の食事を改善し、獣に正しく餌を与えるのが集中力アップの基礎になります。

より手軽なテクニックとして、カフェインの使い方から見ていきます。世に「脳に効く」と喧伝されるサプリは多いものの、現実にはカフェインほど効果が立証された成分はありません。(p50〜51)

→本能をコントロールし集中力を持続させるには、脳に適度な栄養を与えること。そして、カフェインは脳に与える栄養として適している。

 

質問型アクション

具体例をみてみましょう。

デイリータスク:2kmのランニングをする

質問型アクション:鈴木一郎は、午後7時にジムで2kmのランニングをするか?

自分の名前はフルネームで書いても構いませんし、お馴染みのニックネームがあればそちらを使ってもいいでしょう。とにかく、自分自身に向けて書かれた質問文だとわかれば問題ありません。

これは過去40年の間に何度も妥当性が確認されてきたテクニックで、51の先行研究をまとめたメタ分析では、「宣言文より質問文の方が行動を変える力を持ち、その作用は6ヶ月過ぎても続く」との報告が得られています

たとえば「明日はランニングをする」と言うタスクを見た場合、獣は文章の意味を理解はしてくれるものの、いまいち“自分ごと”としてはとらえきれません。それだけで文章が完結しているせいで、受け手に働きかける力が弱いからです。

一方で「明日はランニングをするのか?」という質問文には、こちらのアクションをうながす要素がふくまれます。そのせいで質問を投げられた獣は反射的に答えを探し始め、あなたが意識しないうちに「明日のランニング」は自分事に変わるのです。(p104〜106)

→タスク(その日にやるべきこと)を作成するとき、宣言文ではなく質問文で作成する。そのほうが本能がタスクを自分ごととして捉えやすく集中力が持続する。

 

簡単なタスクをこなすとその時点で獣は大きな達成感を覚え、脳内にドーパミンと言う神経伝達物質が大量に放出されます。ドーパミンには注意力やモチベーションを引き出す働きがあるため、タスクを終えた直後からあなたの集中力は一気に増加。その勢いが次のタスクにも影響を与えて、最終的な成果も上がりやすくなります。

1日のはじめに行うタスクはなんでも構いませんが、メール返信や請求書の作成のように、5分前後で片がつくようなものを選んでください。(p130〜131)

→タスクを終えるとドーパミンが放出されモチベーションが引き出される。そのためタスクは簡単なものから始めると良い。

 

ジョブ・チェンジングは、仕事のモチベーションを高めるために、組織心理学の世界で考案された技法です。やり方は非常にシンプルで、

・問題のタスクに対して、自分に新たな肩書をつける

これだけです。子供だましのように思われたかもしれませんが、実はこれがバカにできない効果を持っています。

アメリカの病院を対象にしたある研究では、仕事へのやる気に欠ける清掃スタッフへ、次の肩書を与えました。

「清掃の仕事は治療のプロセスの1つであり、あなたたちは『病院のアンバサダー』なのです」

するとスタッフのモチベーションは一夜にして激変。みんな以前より清掃に集中して取り組み始め、かつては夜中まで汚れていた床やトイレが、夕方にはピカピカになったのです。

自分のことを「病院のアンバサダー」ととらえ直せば、院内の清掃は「ただの義務」から「患者を癒す治療のひとつ」に変わるでしょう。そのおかげでスタッフに大きな責任感が生まれ、仕事への集中力も上がったわけです。(p163〜164)

→タスクに即した肩書きを与えることで、仕事に対しての認識が改善され、集中力が上がる。

 

周囲にいる仲間や同僚の質が、私たちのパフォーマンスに大きな影響を与えるのは間違いありません。要するに、できる人間に近づけばあなたもできる人間になり、周囲の生産性が低ければあなたの生産性も下がってしまうわけです。

その証拠に、もともと心理学の世界では、「集中力が伝染する」という現象が昔から確認されてきました。たとえばある実験では、学生たちに2人1組のペアを組ませ、集中力を測る簡単なゲームを一緒にプレイさせたところ、一方の人間が集中すると自動的にもうひとりの集中度もアップしました。おもしろいのは、モニタの中央に仕切りを置いて、お互いのプレイが見えない状態にした場合でも集中力の伝染が起きたことです。つまり、私たちは他人の成果や達成度といったわかりやすい要素ではなく、もっと目に見えない情報をベースに自分の集中度を調整していることになります。(p176〜177)

→人は周囲の人間の影響を受けてしまう。

 

〈要約編まとめ〉

①人には二つの心がある。本能を司る辺縁系(獣)と理性を司る前頭前皮質(調教師)である。

②カフェインを飲むと本能をコントロールしやすくなる

③質問型アクションは本能にやる気を引き起こさせる

④簡単なタスクから手をつけると集中力が上がる

⑤タスクに即して肩書きを与えることで集中力が上がる

⑥集中力を高めたいのなら周囲には集中力の高い人間を集めること

 

〈応用編〉

『ジョブ・チェンジングを風俗のお仕事に応用する』

例:写メ日記を書くとき

「私は、文章で収入を得るライターである」

と自分に言い聞かせる。

例:お客様を接客するとき

「私は、お店のNo.1で常に予約で仕事がいっぱいな人気嬢に将来なる金の卵である」

と自分に言い聞かせる。

 

〈おわりに〉

天才と凡人の違いは何か?

私は“生まれつき与えられた能力の多さ”だと思います。

では凡人は天才に追いつけないのか?

能力は後天的にも身につけられますし、育てられます。

つまり、凡人でも天才を努力で追い抜かすことができるのです。

この天才と凡人の関係性って風俗をやらなくても生きていける人と風俗をやらざるをえなかった人との関係性に似ていると思います。

集中力を身につけて努力し、人生をハッピーなものにするのか。それともダラダラと過ごして人生をイマイチで終えるのか。

それはあなた次第です。

本書では他にも集中力を上げるコツが沢山載っています。是非お仕事の参考にしてください。

 

今回のブログはここまで!
内容は覚えられましたか?
ブログの内容を記憶に定着させたい人はブログを要約して #風俗嬢の教科書 とハッシュタグを付けてツイートしましょう!
私が要約を添削して正しく覚えられているかチェックしてコメントしますよ🤔

次回のブログもお楽しみに!

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