「おじさん取扱説明書」に学ぶ“おじさんをオトす接客力”
〈はじめに〉
あなたのお店のお客様はどのくらいの年齢の方が多いですか?
恐らく30〜40代の方が多いのではないでしょうか。
では、あなたはその年齢のおじさん達の気持ちは充分に理解してますか?
おじさんたちがなぜその行動を取るのか?
おじさんたちは普段どんなことを考えているのか?
おじさんたちは普段どんな生活をしているのか?
おじさんたちの感情を把握することであなたは簡単に指名を取ることができ、最速で予約が取れない人気嬢になることができます。
今回のブログでは、鈴木セリーナさんの著書「元No.1ホステスが教えるおじさん取扱説明書」の内容をピックアップし、要約。そして風俗のお仕事で応用できるように解説しました。
このブログを読めば、あなたもおじさんの心を簡単に掴むことができるようになります。
〈要約編〉(本書からの引用)
前日に会食などをした場合のお礼は電話を使います。「昨日はありがとうございました。一言お礼を言いたくて」と、直接、お礼を言うのです。
なぜならお礼を言う時は電話の方が気持ちが伝わる、と彼らは考えているからです。
彼らは「ここぞ」と言う時は必ず電話をかけます(もちろん一番は会うことです)。しかも、留守電に吹き込む内容は(相手が電話に出た場合も)、「どうしてもお礼を言いたかったものですから」と言うスタンスです。どんなに忙しい電話の受け手でも、こんな連絡をもらったら、印象が良くなるのは当然でしょう。(p41〜42)
→お礼はメールではなく電話で伝えることで相手に印象づけることができる。なぜならおじさんたちは電話でお礼を伝えるのが慣習だから。
おじさんはコンプレックスのかたまりです。人によっては、そのコンプレックスを前面に押し出してくるタイプの方もいます。
「俺なんかさー、お腹も出ちゃって髪も薄くなっちゃっているし、この年齢になると鏡の前に立つのが嫌になるんだよね」
だいたいの女性は「いやいや、そんなことありませんよぉ」と適当に流すのではないでしょうか。でも、それは正解とは言い難い返答です。とりあえず自虐ネタを否定するのは悪くは無いかもしれませんが、結果としておじさんが喜ぶところまでは行きません。
相手に喜んでもらうためには、「そんなことがない」と言うのではなく、「なぜそんなことないのか」を伝えるべきなのです。つまり、その理由まで踏み込むことによって、言葉にリアリティーが出るのです。実際、彼らは若者にないものをたくさん持っています。おじさんはそれを指摘されるととても喜びます。(p85〜86)
→自虐はポジティブに言い換えると喜ばれる。
メールやLINEは指を動かすだけで瞬時に文字を送ることができますが、手紙は時間と労力がかかります。そのぶん手紙は「労力をかけた」ということを相手にアピールするための手段として効果的なのです。今の時代、手紙を郵送してくる女性は皆無に等しい。それだけに強い印象が残る事は間違いありません。(p102〜103)
→手紙は他の人との大きな差別化を図れる。
銀座ホステス時代のママからは「とにかくオリジナリティーのあるモノを贈りなさい」と常々言われていました。中でも、私がプレゼント選びで特に意識していたのは、相手の男性に「喜んでもらうこと」「夢を見てもらうこと」「さりげないこと」の三つです。(p109)
私は銀座ホステス時代、直筆の手紙に宝くじを同封して送ることがありました。それも好評でした。年末ジャンボ宝くじは一枚300円ながら、当たれば何億と言うお金になるので、当選発表されるまでの間、「もしかしたら……」と楽しむことができるからです。(p111)
→プレゼント選びで大事なのはオリジナリティである。
数年前、私はパーティーで知り合ったある国の大使から猛烈なアプローチを受けました。お茶や食事を重ね、二〜三回目で、ホテルに誘われたのですが、当時の私の彼に対する気持ちは微妙。もちろんすぐに誘いに応じるわけにはいきません。
結局、私はこんなことを言ってホテルに行くのを回避しました。
「あなたの事、素敵だなとは思っているんだけど、今は無理。素敵な人とするときはデートを繰り返して少しずつ温めていきたいの」
半分以上は私の心からの言葉でした。彼は「わかった」と言いましたが、もちろん諦めていません。次にお会いした時も、案の定ホテルに誘ってきたので私はこう話したのです。
「いま私の会社は業績が下向きになってしまっているの。だからあなたと先に進むのは今じゃないと思うの。仕事を頑張らないといけないときにあなたのことばかり考えられない。取引先にも色々お願いして回らなきゃいけないこの時期に、男性とデートばかりしている場合じゃないから、わかって」
その頃、私の会社は本当に危機的状況でした。そのことを誠心誠意相手に伝えたのです。
翌日、彼からこんなメールが返ってきました。
〈僕に何ができる?今のきみの現状をもっと詳しく聞かせてほしい〉
これが分岐点でした。その後、彼が私の相談に耳を傾け、私にアドバイスするうちに、私との関係も変わっていき、やがてホテルに誘われることもなくなっていったのです。
さて、前述の大使のアプローチの事例を念頭に置きながら、体目的の男性と付かず離れずの関係を作るポイントを記してみましょう。
ここでのポイントは「あなたとは生理的にNG」と言ってしまうなど、完全拒否を突きつけないことです。相手を立てながら上手に断ることによって、つかず離れずの関係を産み出すことができるのです。そしてそれを何ヶ月も続けていくうちに、不思議なもので相手をコントロールできるようになっていくのです。こうなれば、肉体関係を求められることも少なくなり、だんだん関係性が変わっていきます。(p172〜174)
→肉体関係を求めてくる相手でも上手に断ることで良い関係性を築ける。
相手の趣味(こだわり)について話すときは、まずその趣味を好きになったきっかけから聞くのが一番です。
インタビューと同じく、話を最初から段階を踏んで聞くことで、第三者の自分にもその趣味の魅力が一から理解できるようになるからです。
その上で、自分なりに興味がある部分について質問をしていけば、相手もこの人は興味を持ってくれていると思ってくれるでしょう。当然、自分自身も相手の話に興味を持つことが大事ですが、いずれにせよ男性が趣味について語っているときはとことん会話に付き合うことを心がけましょう。(p181)
→相手の趣味やこだわりを聞くときはそれを好きになったきっかけから聞く。
〈要約編まとめ〉
①お礼は電話で伝える
②自虐はポジティブに言い換えてあげる
③手紙は他の人との大きな差別化を図れる。
④プレゼント選びで大事なのはオリジナリティである。
⑤肉体関係を求めてくる相手でも上手に断れば良い関係性を築ける。
⑥相手の趣味やこだわりを聞くときはそれを好きになったきっかけから聞く
〈応用編〉
『狙ったお客様を確実に落とす㊙︎テクニック』
①接客の終わりに連絡先を交換し、暇な時間帯はあるか聞く
【ポイント】
⑴彼女(奥さん)の有無は接客中に必ず聞くこと
⑵接客で満足させきれてないと「外で会おう」となりますので注意
⑶連絡先を聞くのが恥ずかしい場合は、メモにLINEのIDを書いて「もしよかったら連絡ください」と伝える
②接客した翌日、都合の良い時間に電話をかけて昨日のお礼を伝える
【ポイント】
⑴“電話をかける”という事実が大事なので時間は30秒でも問題ありません。内容もお礼を伝えるだけでOKです。
⑵「お店に来て」という話題は絶対に出さないこと。営業だと見抜かれると一気に冷められます。
⑶話が盛り上がりそうだったら完全に盛り上がる前に「わたし、やることがあって…」と切り上げます。続きを話したくなったお客様はさらに来店する可能性が高くなります。
③二回目の本指名の方には手紙を渡す
【ポイント】
初めて会ったときのこと、一回目に本指名してくれたときのことを思い出して感謝を伝える
〈応用編解説〉
応用編では、周りの風俗嬢さんといかに差別化を図れるかを意識しました。
まず連絡先の交換。私もそれなりの風俗愛好家ですが、連絡先を聞かれることはあっても電話がかかってきたことは一度もありません。もしかかってきたらかなり強く印象に残ると思います。
ここで大事なのが営業感を出さないこと。
「○○さんに興味があって電話までしちゃった。けど、毎日たくさんの人と出会うから私のことを好きじゃない人を追いかける余裕はないんだよね。あなたがお店に来てくれれば仲は深まりそうだけどどうする?」
というスタンスで電話ができると良いですね。
定期的に風俗に行く人かつ、あなたの接客に満足した人の10人にこのテクニックを試せば確実に3人は本指名として返ってきます。100人に試せば30人です。
「仕事以外の時間にお客さんのことなんか考えたくないよ〜」
というお気持ちも分かりますが、この電話する30秒はお店の中での10分よりも特別です。たった30秒で次回の指名に繋がるならとてもお得だと思いませんか?
次に手紙です。手紙はお互いの仲を深めるために使います。手紙は形に残るので渡された方は浮気しにくくなります。あなたに使う金額の単価が上がり、それがあなたに依存するきっかけになるでしょう。
〈おわりに〉
おじさんというのは正直かなりの恋愛弱者です。正しいやり方であればコロッと恋に落ちます。おじさんを簡単に落とせないのであればそれはやり方が間違っているのです。
本書ではおじさんに喜ばれるテクニックが他にも沢山載っているので是非お仕事の参考にしてください。
今回のブログはここまで!
内容は覚えられましたか?
ブログの内容を記憶に定着させたい人はブログを要約して #風俗嬢の教科書 とハッシュタグを付けてツイートしましょう!
私が要約を添削して正しく覚えられているかチェックしてコメントしますよ🤔
次回のブログもお楽しみに!