「ビッチ営業論」に学ぶ“No.1風俗嬢さんの仕事力”

〈はじめに〉

突然ですが、日本において1ヶ月で何冊の本が出版されているかご存知ですか?

 

なんと約6000冊もの新刊が出版されているのです。

年間にすると約7万冊‼︎

毎日どのくらい本が出るの?:【 FAX DM、FAX送信の日本著者販促センター 】

 

ではその7万冊の中で“No.1風俗嬢さんが書いたもの”はどのくらいあるのでしょうか?

恐らく、限りなく0に近い冊数です。

つまり、風俗のことをしっかり学べる場はとても少なく、No.1風俗嬢さんが書いた本は非常に貴重なわけです。

 

今回のブログでは、(元)No.1風俗嬢のからすあげはさんの著書の「ビッチ営業論」の内容をピックアップし、要約しました。

ビッチ営業論

ビッチ営業論

  • 作者:からすあげは
  • 発売日: 2018/08/21
  • メディア: 単行本(ソフトカバー)
 

No.1風俗嬢の仕事術を学び、あなたのお仕事に活かしましょう。

 

〈要約編〉(本書からの引用)

働く上でストレスフルな状況に陥らずモチベーションを維持するためのコツでございますが、まず『はっきりした目標金額の設定』それに毎日必ず『自分を2・3個褒める』ことが非常に大切です。

 

『はっきりした目標金額』が決まっておらず管理も不十分。おまけに入ったと同時にストレス発散と言う理由で使ってしまっていたら、目的である『お金』を手に入れることからズレてしまうため、ストレス発散のつもりが益々ストレスフルに…という連鎖になってしまいかねません。(p24〜25)

→モチベーション維持のコツは、“目標金額の設定”と“自分を褒める”こと。目標金額がないとストレス発散にお金を使いやすくなり、その浪費でストレスが溜まってしまう。

 

そのような負のループに陥らないようにするための方法として、まず一つ目に、はっきりとした最終目標金額年度目標額、月間目標額を決めてください。それにより、目標のための自分自身の考えや行動もハッキリし、ストレスフルな日々に陥らずに目標金額も達成しやすくなります。

 

そして二つ目に、そのための『計画と期間』を決めること。ゴールのない努力を突っ走る事は非常に心を虚しくさせるように感じます。そうならないために、いつまでに目標金額を達成する…といった期限をしっかり定めること。(p25〜26)

→目標金額は、月間・年間・最終と細かく決める。ゴールが見えている方が目標を達成しやすい。

 

そして三つ目にそれをプライベート用とは別の仕事用の手帳を用意し記帳・管理していくことが非常に大切です。

そして記帳される時に、今日あなたが頑張ったことを2、3個ほど、必ず褒める内容を何でも良いので書き足してみましょう。

自分で自分を褒めることを習慣化させることにより、自分の存在価値の大切さを改めて確認することができポジティブマインドも維持しやすくなります。

そして、何よりやり遂げたと言う事実から生じた自信が手帳の中だけではなく、自分の中でムクムクとたくさん芽を出し大きく成長し、ストレスフルな状況に陥りにくくさせます。

 

先ほども申し上げたようにこのように記帳を継続し続けることで私自身15年間、お陰さまで心身ともに健康に活躍することができました。(p26〜28)

→自分の褒め方は、手帳に書き込むこと。自分を褒めることを習慣化していくことで自信に繋がる。

 

『目標金額』もあり、勇気を振り絞って頑張ろうとしても、『自分の許せる常識』以上の仕事を継続し続ける事は非常に耐え難いことのように感じます。

その結果、イヤになって辞めてしまったり、風俗時代にトラウマが生じてしまえば、『目標金額』や叶えたい夢を諦めざるをえなくなってしまい本末転倒です。

目標金額や夢を実現させるためにまず一番大切な事は、仕事を継続することが基本であり、極めて重要なことであります。(p42〜44)

→目標金額を達成するために一番大切なのは、仕事を継続することである。一時的な収入が良かったとしても続けられない仕事では目標金額は達成できない。

 

そのためにまず、『自分の許せる常識』を真面目に考える必要性があるように感じます。自分自身の体調面やメンタル面などをよくよく鑑みて、各業種のサービスと照らし合わせながら、『ここまでだったら自分の常識が許せる』と思えるかどうかを一度検討してみましょう。

そうすることにより、あなた自身の心や体のバランスも保つことができ、『目標金額』や夢を実現するための継続力がグンと伸びます。(p45)

→仕事を継続するためには、無理のない仕事を選ぶこと。

 

やる気の維持には『自分へのごほうび』が1番有効に感じます。『欲しいものを買う』『行きたい場所に行く』『食べたいものを食べる』何でも構いません。自分のテンションが上がりワクワクしたり、幸せを感じることを選んでください。

そしてそれらを実行する期日を決めます。それがあなたの『自分へのごほうび』のためのスモールゴールとなるのです。

大切なことは、あなた自身をしっかりと祝福しごほうびを与えること。『次も頑張って目標達成しよう』という意欲も高まり、仕事へのモチベーションの維持ができます。(p70,72〜73)

→ご褒美を設定し、期日を決めることで期日までモチベーションを維持することができる。

 

同性から『オシャレで素敵』や『ネイルキレイだね』などと褒められたりする方が、男性に褒められるより嬉しく感じる方も多いのではないのかなと思います。

ですがそのような素敵なスタイリングも風俗では決して有益とは言えず、状況次第では収入が減ってしまう可能性が大いにあるのです。

風俗の場合、あなたのスタイリングに「いいね」して下さる人は、女性ではなく『風俗でエッチなことをしたい男性』なのです。(p94,96)

→風俗では女性ウケよりも男性ウケを意識した方が収入が大きくなる。

 

風俗1年生くらいの頃は、無理な要求をされるお客様に対し、イライラをつのらせ憤りを感じることが少なくありませんでした。

 

そんな時、私の考えをガラッと一変する出来事があったのです。

同じお店に在籍していた売り上げナンバーワンの女性です。私が接客させて頂いた時に暴言が凄くイライラしたお客様に対し、その方は上手にかわされ、お客様の心を害することなく対応し、その後もそのお客様から何度もご指名を受けておられたのでした。

 

『あのお客さん暴言がすごくて大変じゃなかったですか?』とうかがった所、『ぜんぜん!言わしとけばいいんだよ。ああいうお客さんは言ったら満足するんだって。そうですねって聞き流して笑顔でいればいいの。いちいち怒ってたら私の身が持たないし、この商売を続けられないよ?』と笑いながら教えてくださったのです。

 

その時に気付いたのですがそのナンバーワンの方は無理な要求をなさるお客様に対し、いつも朗らかな面持ちで、『可愛く謝罪しながらお断り』をして上手に受け流されておられる方と改めて気がついたのでした。

この『可愛く…』がお断りする上で非常に重要であると感じます。

『ダーメ!』と言った言い方では実に業務的であり男性から見て余り可愛くはございません。

お客様の目を見つめながらお客様の手に自分の手を添えて、何も言わずに首を横に振る。もうこれだけで十分な時もございます。(p114〜117)

→断るときは可愛いらしく断ると印象を悪くしない。

 

私の経験上ではございますが、お客様からの質問あるあるワースト3を挙げさせて頂きますと、

まず第3位、『彼氏いるの? 結婚したり子供はいるの?』。

次に第2位、『どうしてこの仕事してるの』。

・・・そしてぶっちぎりの第1位は、『本当の年いくつ? 干支は? 年号は?』。

これはあくまで私個人の経験上でのランキングでありますため、女の子によっては多少ランキングの誤差はあるとは思われますが、どれか一つだけでも言われた経験がある女の子はおられるのではないかなと思います。

しかし、お客様ならではの率直な質問も、プライベートの側面を持つために女の子にとっては、非常に毛嫌いされる方も少なからず居られるように感じる次第です。

 

ですが、お客様に疑問を持たれると言う事は、逆に解すと、風俗嬢のあなたに「興味」を持っておられるからこそなのです。

 

ですので、お客様のあるある質問に対してキチンと答えられたほうが好印象であり有益なのであります。

あなたへの「興味」が、あなたへの「関心」に変わり、そして、あなたへの「関心」が、最終的にあなたへの「応援」となります。

 

あなたがお客様からの質問でよく聞かれることをいくつかピックアップされ、回答内容をあなたなりでいいので『脚本』してみましょう。

そして『脚本』と言いましても実に簡単。風俗で遊ばれるお客様が、『また遊びにこよう』そう思って下さる回答内容を用意すれば合格です。(p142〜146)

→お客様からの質問はあなたへの興味である。お客様からの質問に対して応援したくなる回答を用意しておくと指名へと繋がる。

 

〈要約編まとめ〉

①モチベーション維持のコツは“目標金額の設定”と“自分を褒める”こと

②目標金額の達成に大切なのは仕事を継続することである。

③ごほうびの予定を設定することでモチベーションを維持できる

④風俗では女性ウケよりも男性ウケを意識しよう

⑤断るときは可愛らしく

⑥よくある質問には回答を用意しておく

 

〈おわりに〉

風俗のお仕事は良い意味でも悪い意味でも“自由度”が高いです。

さらに、風俗のことをちゃんと学べる場が無い事も風俗業界の自由度に拍車をかけています。

その自由度を生かすも殺すもあなた次第。

自由度が高いということは、“お客様に今までにない最高の体験をさせてあげられる”ということ。

自由度が高いということは、“いくらでも手抜きができる仕事である”ということ。

「自分の自由をどう形にしていったらいいか分からない…」という方は一度、私までご相談くださいませ。

本書では“No.1風俗嬢さんのお仕事のノウハウ”が他にも沢山載っているので是非お仕事の参考にしてみてください。

 

今回のブログはここまで!
内容は覚えられましたか?
ブログの内容を記憶に定着させたい人はブログを要約して #風俗嬢の教科書 とハッシュタグを付けてツイートしましょう!
私が要約を添削して正しく覚えられているかチェックしてコメントしますよ🤔

次回のブログもお楽しみに!

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