“おっさんの価値を考える褒め力”(ほめ達!検定公式テキスト)
〈はじめに〉
「人気のキャストってどうしてあんなにキモいおっさんに楽しそうに接客できるの?わたしには到底真似できない」
あなたも一度はそう思ったことはあるのではないでしょうか?
女性は基本的に一度に一人の子どもしか妊娠できません。自分の残したい遺伝子を宿すために、そうでない遺伝子を持つ異性を「気持ち悪い」と感じるのは当然のことなのです。
では何故、人気のキャストさん達は楽しんでお仕事ができるのでしょうか?
一流のキャストには一流のお客様が集まる
それも一理あります。しかし、そうでないお客様でも人気のキャストさんは平等にもてなしています。
どんなお客様でも楽しんで接客できる、実は、その秘訣は褒めることにありました。
褒める=相手の価値を見つけてあげること
人気のキャストは、相手の価値を見つけてあげるのが上手なのです。
そして、相手の価値がたくさんわかってるから楽しんで仕事ができるのです。
「このお仕事をしたら一つイイことがありますよ」
よりも
「このお仕事をしたら五つイイことがありますよ」
と考えた方が俄然やる気でてきませんか?
では、風俗にいらっしゃるお客様を接客するとどんなイイことがあるのでしょうか?
今回のブログでは、西村貴好さんの著書「ほめ達!検定公式テキスト」の内容をピックアップし、要約。ほめの基本を学んだ上で、“風俗にいらっしゃるお客様の価値を見つける”アドバイスをします!
〈要約編〉(本書からの引用)
私は大学時代、アメリカンフットボール部に所属していました。
ある日、ミーティングで、「これからチームを強化するにはどうしたらいいか」がテーマになりました。
当時、私は三年生でしたが、高校時代からアメリカンフットボールをやっていたこともあり、監督から「西村、どうやって強くしたらいいと思う」と質問され、次のように答えました。
「これとこのプレイが弱点で、身体的にもこの部分が弱いから、そこを強くしないといけない。具体的には、練習開始時間を1時間繰り上げて、このパートの練習をするといい」
すると、普段は厳しくて怖い監督が「そうか」と言って納得してくれただけでなく、四年生たちも「西村、すごいな。具体的な練習方法に落とし込んでいるのがすごい」とほめてくれました。これは私にとって非常に大きな自信になりました。
何か行動起こすときには、こうした「ほめられた」ことがきっかけになることもあるのです。(p30〜31)
→ほめられた経験が自信となり、行動を起こすきっかけとなる。
人は他人を見たとき、ともかくネガティブな方向に目が向きやすい傾向があります。そして、相手にラベルを貼って、ラベルしか見なくなります。「この人はこういうタイプだ」というラベルを貼って識別してしまうのです。
たとえば、ここに1脚の椅子があります。「椅子=座るもの」と考えている限り、ほかの用途は思い浮かびません。しかし、「椅子=座るもの」というラベルにとらわれずに使い方を考えたとすると、人によって、次のようなアイデアが生まれます。
・ダイエット中の人→「トレーニングマシン」
・子育て中の人→「子どものジャングルジム」
・ペットに猫がいる人→「猫の遊び場」
・背の低い人→「踏み台」
「ほめ達」になるためには、安易に貼ってしまいがちなラベルをはがし、さらに、相手のプラス部分に積極的に目を向けることが大切なのです。
ラベルを貼ることは、勝手な思い込みにつながります。それは自分のものの見方を狭めるだけでなく、ときには相手を傷つけることにもつながります。(p40〜42)
→人を先入観で判断すると、視点が狭められて相手の価値に気づきにくくなる。
取り組んでいることは同じであっても、そこにどのような「価値」を見いだすかで、やりがいは大きく変わってきます。
先に述べたジョブスは、若い頃には「暴君」と呼ばれていました。部下に平気で無理難題を押し付けいるからです。しかし、ジョブスの下には才能ある若い人が安い給料にもかかわらず続々と集まってきて、猛烈に働き、素晴らしい製品を作り上げました。なぜでしょうか。
ジョブスは、若いエンジニアを「アーティスト」と呼び、「君たちの仕事は世界を変える。宇宙に衝撃を与える」と言いました。
若いエンジニアはジョブスの言葉にやる気をかき立てられ、全力で仕事に打ち込み、革命を起こすような製品をつくり上げたのです。
もしジョブスが、エンジニアの仕事を「世界を変える」ではなく、「売れるコンピューターをつくれ」「ライバルに負けるな」と言ったとすれば、これほどのやりがいは生まれなかったはずです。自分は何のために行動するのか、自分の仕事はどのような価値を持っているのかということをきちんと伝えられるのが、「ほめ達」のリーダーなのです。
どのような価値を見出し、どのように表現するかによって、相手の生き方ややる気は大きく変わってくるのです。(p62)
→同じ行動でも、異なる価値を見出すことは可能である。また見出された価値はモチベーションに大きく影響する。
ネガティブな言葉をポジティブな言葉に変換するアプリケーションを書籍化したものに、『ネガポ辞典』と言うものがあります。本書には次のような言葉が載っています。
・「キモい」→「存在感がある」「個性がある」「ミステリアス」
・「存在感がない」→「まわりにとけ込める」「縁の下の力持ち」「落ち着いてる」
・「敗北」→「成長材料」「勝負に張り合いが出てくる」「結果オーライ」
引け目を感じていることや、欠点と気にしていることをネガティブな言葉に批判されると落ち込んでしまいますが、このようなポジティブな言葉で表現されると確かに前向きになれます。
人を見て短所に目が行くのは仕方ないとして、目に移った短所について見方を変えて長所に言い換える習慣をつけましょう。
大切なのは欠点・短所・マイナスを目にしたとき、それをそのままにするのではなく、見方を変えて長所・強み・プラスと捉え直すことです。
物事を両面から見たり、角度を変えて見たりするという訓練を重ねるうちに、人を見たときに自然とプラスに目が行くようになっていきます。
欠点のない人間はいませんが、欠点の裏には必ず長所があります。欠点の中にも価値を見つけ、その価値を伝えるのが「ほめ達」なのです。(p80〜81)
→ネガティブな要素、欠点をポジティブに、長所として表現されると前向きな気分になれる。また、どんな欠点にも長所が存在する。欠点の裏を見つける訓練を重ねるうちに長所を見出すことが上手になる。
〈要約編まとめ〉
①ほめることは行動させるきっかけになる
②相手を先入観で判断しない
③やる気を引き出すには相手の行動に適切な価値付けをする
④欠点の裏の長所を探す
〈応用編〉お客様の価値を考えてみる
今回のブログでは、褒めるコツとして
“違う視点から物事を見る”
という内容を紹介させていただきました。
そしてこの応用編では、
“お客様にはどんな価値があるのか”
を様々な視点から解説させていただきます。
『①承認欲求を満たしてくれる』
「本指名ランキング○位」
「指名本数○本」
「看板嬢」
大きな声では言えないけど、これってすごく気持ちいいことじゃないですか?
周りと比べて自分が優れていることの証明。でも、これができるのはお客様あってのことなんです。
『②本指名=広告』
お店は本指名が取れる方に優先的にお客様を付けます。つまり、本指名してくださるお客様は
“新規のお客様を連れてきてくれている”
のと同然なのです。
『③反面教師』
お客様の中にはやはり尊敬できない人もいらっしゃると思います。しかし
“尊敬できない人=悪い見本”
自分の反面教師として参考にするという考えもできるのです。また、悪い見本に接することで
“普通の男性や良心的な男性の有難み”
を強く実感できるでしょう。
『④練習台』
もしあなたが意中の男性ができたとしても、その人に嫌われたらそこで試合終了です。
しかし、風俗では毎日沢山の男性と出会います。
なので、風俗では失敗し放題!
男性に好かれること、嫌われることを好きなだけ試せるいい機会なのです。
『⑤専門書』
あなたには将来結婚したい職業はありますか?
社長?医者?俳優?弁護士?
風俗では全ての人と出会えます。
つまり、“彼らの仕事の知識や悩みをタダで学べる”ってこと。
本来それは、ウン十万もの大金をかけないと勉強できないことなのにとてもお得だと思いませんか?
〈応用編まとめ〉お客様の価値とは?
①承認欲求を満たしてくれる
②本指名=広告
③反面教師
④練習台
⑤専門書
〈おわりに〉
お客様に“良いイメージ”を持って接客する
お客様に“悪いイメージ”を持って接客する
あなたはどっちを選びますか?
それと、脳とは不思議なもので
良いイメージを持って人と接すると、その人の良いところを探そうとします。
悪いイメージを持って人と接すると、その人の悪いところを探そうとします。
どうせ同じ人を接客するなら、良いイメージを持って接客した方がお得ですよ。
また、あなたが見つけたお客様の価値を伝えてあげたらきっと喜んでいただけます。
ただ
「私、おじさんのことよくわからないし褒めるところ見つからない」
「こんなお客様がいるのだけど、この人の長所はどんなところだと思いますか?」
と悩むことはたくさんあると思います。
そんなときはいつでも私にご相談ください。
お仕事のご相談は私のLINEまで
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今回のブログはここまで!
内容は覚えられましたか?
ブログの内容を記憶に定着させたい人はブログを要約して #風俗嬢の教科書 とハッシュタグを付けてツイートしましょう!
私が要約を添削して正しく覚えられているかチェックしてコメントしますよ🤔
次回のブログもお楽しみに!