女性の価値がなくなるのはいつ?(明日、私は誰かのカノジョ#2〜3)
飯田「君たちの価値には期限があるってこと 忘れない方がいいよ」
第2巻で契約を断る雪に対して言い放った飯田の言葉に雪は感情をあらわにします。
はたしてこの言葉は真実なのでしょうか?
そして真実だとすれば、女性の価値の期限はいつなのでしょうか?
今回のブログでは、「明日、私は誰かのカノジョ」の第2〜3巻で登場した風俗のお仕事に役立つテクニックを解説します。
また
女性の価値の期限について
考察しました。
〈本編解説〉
第2巻
『正之とのメールのやり取り』
正之「来週の日曜に会いたい。お店に12時から16時で予約を入れてもいいかな。夜勤明けの空をおすそわけ」
雪「ありがとう!正之さんに会えるのはすごく嬉しいけどあまり無理しないでね! 夜勤お疲れ様すごくきれいな空だね、同じ空を見てるんだなと思うと」
①相手の気持ちに共感する
平凡なキャストであれば自分に全く関係ない話題(空の綺麗さ)は無視するか、できても簡単なリアクションだけで終わってしまうでしょう。
しかし雪は正之の「空が綺麗だと思った」という気持ちに全力で共感(したフリを)しました。
また、わざわざ「予約を入れてもいい?」と疑問系で聞いた正之に対し、「会えるのが嬉しい」と気持ちを後押ししているところもさすがです。
※疑問系で聞いてくるお客さんは
「迷惑じゃないかな?」
「予約したら喜んでくれるかな?」
という自信がないことの表れなのでその感情を上手く理解してあげるとキャンセルになりづらいです。
『飯田さんと雪とリナの3人が会食するシーン』
雪「初めまして 雪です」
飯田「リナさんはいつも雪さんの話ばかりで…一番の友達だって聞いてます」
雪「っ…リナ…」
リナ「だって本当のことだもん」
②第三者から褒めさせる
リナがふだんから雪を大切に思っていることを飯田さんから聞いた雪は感動しました。
第三者から伝わった褒め言葉は心に強く響きます。
オープンな場であるキャバクラで特に使えるテクニックでしょう。
「ボーイさんが○○さんのこと男としてカッコいいって褒めてたよ」
「私のお客さんが、私と飲んでる〇〇さんを見てヤキモチ妬いてたよ」
とお客さんに伝えればお客さんの承認欲求を強く満たせるでしょう。
またなかなか使える場面は限られますが、風俗でも使えます。
「スタッフさんがいつもあの本指のお客様、電話が丁寧で助かるって言ってたよ」
褒め言葉に第三者を介入させるテクニック、ぜひ使ってくださいませ。
第3巻
『スタッフがあやなを叱るシーン』
スタッフ「宣材写真を新しくしたおかげなのかお客さんからの問い合わせ増えてるよ! いつも頑張ってくれてるねありがとう」
あやな「いえ…そんな…」
スタッフ「だからこそ…あまりこういったことは言いたくないんだけど お客さんからクレームが入ってるんだよね」
③褒めたり感謝を伝えてから注意する
お客さんに対してただ注意だけする。これは聞く耳を持たれない可能性が高いです。
そんなときは
褒めたり感謝を伝えてから注意
しましょう。
褒め言葉や感謝は誰でも聞きたい言葉なので
自然とあとの注意も聞こう
という気持ちになります。
そして
注意を否定してしまうと自分への褒め言葉や感謝も否定することになるので
褒め言葉や感謝と同様に注意も受け入れてもらいやすくなります
例「○○さん今日は指名してくれてありがとう。〇〇さんは〜だからすごく優しいと思ったよ。でもいつもそんな乱暴な手マンしてるの?それだとせっかく素敵な男性なのにもったいないよ」
もちろん全ての人が受け入れてくれるわけではないですがやるのとやらないのとでは効果が全く違います。(あやなには効いていなかったみたいですが…)
『桧山と雪のデートシーン』
桧山「なんかさぁ俺 会社の女子に おじさんて言われてさぁ 俺まだ40代前半よ⁉︎ 地味に傷ついたよね…」
雪「へぇ…私は年上の男性好きですけどね…」
桧山「っ…(にまぁ…)」
④コンプレックスを褒める
人はよく褒められるところは褒められてもあまり心に響きません。
遊び慣れているおじさんなら
「お金持ち」「優しい」「居心地が良い」
などは聞き慣れているでしょう。
そんなときは相手のコンプレックスを褒めてあげるのが心に響きます。
正しくは
コンプレックスを長所に変換してあげる
こと。
年上→経験豊富・リードしてくれる
太っている→包容力がある・富の象徴
ハゲている→男らしい・性欲強そう
一度覚えた褒め言葉はもちろん他の男性にも使えます。
『小森とのデートシーン』
小森「今日は本当にありがとうございました 雪さんがありのままの僕を受け入れてくれるから…すごく居心地が良かったです」
(中略)
小森「僕は…特別扱いして欲しかったわけじゃなくて ただありのままを受け入れて欲しくて… 僕は…ただ そうなんだって話を聞いて欲しかったんです」
雪「打ち明ける側って勇気がいるよね…」
(中略)
小森「だから雪さんが僕に普通に接してくれて嬉しかった」
⑤相手の価値観を否定しない
小森は今までずっと「可愛いものが好き」という価値観を否定もしくは特別扱いされ続けてきました。
しかし、雪はその価値観(考え方)を受け入れてあげることで小森から絶大な信頼を獲得できました。
あなたには好きな食べ物はありますか?
あなたの好きな食べ物がラーメンだとしましょう。
「女性がラーメン好きなんて止めたほうがいいよ」
と価値観を否定されたらどう思うでしょうか。
きっと相手のことは信頼できなくなりますよね。
男性がメイクに興味を持つこと
指名している女の子にヤキモチを妬かせたくて他の女の子を指名すること
信頼されたいのなら相手の価値観を否定してはいけません。しかし、肯定する必要もありません。
そんな人もいるんだなと受け入れてあげればいいのです。
〈本編解説のテクニックまとめ〉
①相手の気持ちに共感する
②第三者を使って褒める
③注意する前に褒める
④コンプレックスを褒める
⑤価値観を否定しない
〈第2&3巻のまとめ〉
女性の価値には期限がある。
この言葉は半分正解で半分間違っていると思います。
あなたがもし女性の若さや容姿に価値があると考えているならそれは歳を重ねるにつれて必ず失っていくでしょう。
しかし、たとえば今回のブログで解説した
褒める技術・好かれる技術
は老化とともに衰えていくでしょうか。
いいえ、一度身につけてしまえば一生失われることはありません。
女性は誰しもが
“歳を取ったら誰も自分のことを愛してくれなくなる”
と不安になるそうです。
もしあなたがそうやって後悔したくなければ人に好かれる内面を磨いてみてはいかがでしょうか?
また内面を磨くと、小森のような良客も増えます。
内面を磨くことで女性としてではなく、人として見てくれる人が増えるでしょう。
〈おわりに〉
Episode,02の主題は「致死量の自由」でした。
私はこれを
自由が将来を奪う
というように解釈しました。
風俗、キャバクラ、レンタル彼女、パパ活。夜職の自由度は限りなく高いです。
しかし、自由だからといって毎日をうやむやに過ごしてしまうと女性としての価値が失われたときに取り返しのつかないことになってしまいます。
雄大との関係を続けつつ、パパ活も続けるリナの中途半端な選択がリナの将来を奪うという意味でこの主題を付けたのかなと考察しました。
第4巻以降の解説もお楽しみに!
夜職で後悔したくない方や人気嬢になるまでのプロデュースをしてほしい方は私にご相談ください。
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今回のブログはここまで!
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