睡眠不足があなたの人生を壊す

あなたは睡眠不足が人体にどれほどの悪影響を与えるかご存知だろうか?

 

「仕事が思ったほど上手くいかない…」

「ストレスを感じやすくてつい食べ過ぎてしまう…」

「悩み事が多くて、やらなきゃいけないことに集中できない…」

これらの悩みが当てはまるなら自分の睡眠について一度見直してみることをお勧めする。睡眠不足があなたの悩みの原因になっている可能性が高いからだ。

 

《はじめに》

睡眠は大半の人が自然の成り行きに任せ、行なっている行為だろう。生まれてから当たり前のように行なってきたことなので睡眠について学んだことがない人も多いはず。

「睡眠なんてテキトーに済ませれば大丈夫でしょ」

このような思い込みはかなり危険である。今は身体の不調に気付いていないかもしれないが、睡眠を蔑ろにすることで身体は徐々に壊れていく。気づいたときには時すでに遅しだ。

 

この記事では一冊の本を参考に睡眠のメカニズムをあなたに解説する。※この記事は5〜10分で読めます

睡眠のメカニズムを理解しないと知らず知らずのうちにあなたの人生はメチャクチャになってしまうかもしれない。それほど睡眠は重要なことなのだ。

「私、本読むの苦手…」

そんな方でも安心してほしい。

本を活用するには

読む→情報を手に入れる→自分に使える情報に変換する→実際に使う

という手順が必要である。しかし、あなたの使える情報に変換する作業まで私が代わりにやっておいた。あなたはこの記事を読んで実践するだけ。

 

睡眠のメカニズムを理解すれば、健康の維持だけでなく多くの悩みを解決することができる。

では始めよう。

最強の睡眠 世界の最新論文と 450年企業経営者による実践でついにわかった

 

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あなたはヒトが健康的な生活を送るために必要な睡眠時間を知っているだろうか?

26 ~ 64 歳の睡眠時間は7~9時間がベスト。6時間未満でも10時間超でも脳や健康に悪い影響を与えることがわかっています。

ヒトが健康的な生活を送るためには7〜9時間の睡眠をするべきだと言われている。ついつい夜更かしをしてしまい慢性的な睡眠不足の方や、時間に融通が効く仕事だからといってナマケモノのように仕事以外は常に寝ている方は、いつ身体にトラブルが起きてしまってもおかしくはない。では睡眠不足がどんなトラブルを引き起こすのか見ていこう。


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たとえば、1日8時間の睡眠が必要な人が毎日6時間しか眠れなかった場合。「それでも6時間眠っているので大丈夫では?」と思いがちですが、その1日2時間の睡眠負債が 14 日間継続して溜まるだけで、 24 時間ずっと眠らずにいるのと同じ脳の状態になると実験でわかっています。  また、脳が弱度酩酊状態と同様の働きになることも実験でわかっています。

睡眠不足は脳の活動力を著しく低下させる。なんと睡眠不足時の脳の働きは酔っ払っているときと同じ程度の活動しかできないということが分かっている。

簡単な仕事や単純な作業であれば酔っ払いの状態でもなんとかなるかもしれないが、風俗の仕事では常にお客様をどう喜ばせるかを考えなくてはいけないので、睡眠不足の状態では良いリアクションなんてできるはずがない。つまり、お客様が再度来店してくれる可能性は大幅に下がる。睡眠不足はあなたの稼ぎを激減させる。


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睡眠不足が引き起こすトラブルはまだある。

5時間しか眠らなかった人は、食欲を喚起する「グレリン」というホルモンの分泌量が約15%多く、逆に、食欲を抑えるホルモン「レプチン」は約15%少ない

これは、〜長時間の活動に対応できるエネルギーを確保する方向に働くことによります。

睡眠不足になると、より長時間の活動に対応できるように多くのエネルギーを取り入れようと脳が指令を出す。結果、食欲を増やすホルモンを増加させ、食欲を減らすホルモンを減少させる。つまり睡眠不足になるとお腹が空きやすくなるのだ。

体型維持に気をつけている女性は多いし、体型維持はとても辛いものだ。ただ、もしかしたらあなたの睡眠不足がその辛さをより酷くしているのかもしれない。


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「睡眠不足は美容の敵」

という言葉を聞いたことがある人は多いだろう。

睡眠に障害があれば、眠っている間も血管が収縮して血行が悪い状態が続きますし、成長ホルモンもあまり分泌されません。そのため、新陳代謝も悪くなり、「ハリ」も「ツヤ」も失われた肌になって当たり前なのです。

睡眠不足によって血行が悪くなり、肌の新陳代謝が疎かになる。部屋の掃除をしないと部屋が徐々に汚れていくのと同じで、睡眠不足が慢性的になると肌に汚れが溜まっていく。また、どんなに高い美容品でも身体の自浄作用に勝るものはなく、汚れの蓄積を食い止めることはできない。睡眠不足はお金でカバーできないのだ。逆に、美容品にお金をかけられなくても質の良い睡眠さえ確保できれば綺麗な肌は保てる。

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睡眠不足は何故これほどまでに人体に悪影響を及ぼすのだろうか?

その理由は、ヒトの進化の過程にある。

インターネットが普及したのはここ20~30年。朝も夜も明るい環境で24時間インターネットが使いたい放題というのは、長い人類の歴史からしたらごくごく最近の話です。

ヒトは朝、昼に活動し夜は休息する生活を何十万年と続けてきた。しかし、電球が発明され夜も活動が可能になった。更にはインターネットの普及により夜中も昼と変わらない生活環境を手に入れた。ただ、活動自体は可能でも、何十万年と同じ生活を続けてきた身体が睡眠不足の生活に順応できないのである。よって、睡眠不足は身体に悪影響をもたらしてしまうのだ。

あなたの身体は機械ではない。充分な休息が必要であることを認識しなければならない。


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Twitterを見ていると

数日間仕事漬け→数日間休む→数日間仕事漬け…

といったようなオン・オフの差が激しいキャストを見かける。

もしその働き方があなたの得意な働き方としても、オン・オフの差が穏やかな働き方に変える努力をした方がいいと私は思う。何故ならその働き方はいつかあなたの身体を壊してしまうからだ。

働くことや好きなことをすること、全ての活動は健康の上で成り立っている。

「万が一、身体壊しても休めばなんとかなるでしょ」

その考えは甘い。

あなたが休んでいる間、あなたの生活は誰が維持しますか?

心身ボロボロになり、将来に不安が募る状態で良い休息が摂れますか?

健康な人が健康を維持するよりも心身ボロボロになった人が健康を取り戻す方が圧倒的に難しい。

休むことに注力するのも体力・気力が必要だ。休むことを軽視せずに、健康な内に健康について気を配る。今一度、自分の働き方が自分の健康を害していないか考えてみよう。


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もしかして、根性でメンタル鍛えようとしてませんか?

 

もしあなたが

「もっと私のメンタルが強かったらいいな…」

と日々感じているなら充分な睡眠を摂ることでそれは解決できるかもしれない。

セロトニンは、ドーパミンノルアドレナリンが暴走しないように制御する役割も担っていて、嬉しいことがあっても舞い上がらず、普通ならムッと怒ってしまうようなことがあっても落ち着いた対応を可能にしてくれます。また、嫌なことを引きずらず、嫉妬や落ち込みといったマイナス感情からも解放してくれます

私の経験上、毎月200万円以上稼ぐキャストというのは皆メンタルが強いと感じる。

“スタッフのミス”

“理不尽なお客様”

知名度が上がることによる誹謗中傷の増加”

“努力を継続するストレス”

毎月200万円以上の収入を得たいなら、必ずやってくるこれら等の障害に打ち勝てるメンタルが必要になる。メンタルを強くする準備ができていなければ打ち勝つのは到底難しいだろう。メンタルの強化は精神論で行うべきではない。論理的に行うべきだ。セロトニンを増やすことはメンタルの安定やあなたの収入のアップにも繋がる。


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ここまで睡眠の重要性を説いてきたが、ここからは睡眠のメカニズムについて解説する。

睡眠を摂る上で最も重要なのが“最初の3時間をぐっすり眠ること”だ。

眠り始めの3時間に、ノンレム睡眠の中でもとくに深い睡眠が出現することがわかっており、このときに、一日に分泌される成長ホルモンの7~8割が出ます。

つまり、最初の3時間で睡眠で得られる効果の7〜8割が完了する、ということである。

そして、この3時間の睡眠を最大限機能させるためには睡眠を阻害する“アルコール”と“満腹感”は予め排除しなければならない。アルコールの分解や食べ物の消化は睡眠の質を下げてしまう。


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「睡眠の大事さは分かったけど、眠れないんだよね…」

その気持ちは痛いほど分かる。私も時間に融通が効く仕事のためついつい無駄な夜更かしが習慣になり、夜寝たくても眠れない時期を過ごした経験がある。

あなたがその日の晩、質のいい睡眠を得られるかどうかは、実は朝の段階ですでに決まっています。その理由は大きく二つあります。  一つは、体内時計のリセットが朝に行われること。遅くとも10時までの時間帯に、太陽の日差しを網膜に感じることで、脳にあるメインの親時計が整います。もう一つ、朝はセロトニンを増やす時間の始まりでもあります。太陽の日差しを網膜に入れることで、セロトニンの分泌が促進されます。

実は、夜どれだけ頑張って寝ようとしても眠ることはできない。ヒトの身体が起きてから14〜16時間経過しないと眠くならないよう設計されているからだ。

脳は、朝の光が網膜から届けられるとその16時間後(子どもは14時間後)に眠くなる仕組みになっています。つまり、朝のタイミングで夜の眠気がつくられるのです。

規則正しく就寝時間をそろえる習慣って実はマチガイ!?

具体的に話すと、ヒトは起きてから14〜16時間経過してからメラトニンという脳内物質の分泌が始まるため眠くなるのだ。

つまり

【寝たい時間の14〜16時間前に起きる】

【起きたら太陽の光を浴びる】

たった二つのことを実践するだけで大半の不眠症は解決する。

日焼けが気になる人も多いと思うが太陽の光は直接浴びる必要はない。カーテンを開けて部屋に取り入れるだけで充分だ。

また睡眠のサポートとしてメラトニンサプリメントを寝る30〜60分前に飲むのもオススメだ。睡眠薬ではないので安心して飲めて、私も愛用している。ただし、あくまでもサプリメントはサポートに過ぎないことを忘れてはいけない。

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※『ANN1353』の紹介コードを入力すると安く買える。

 

《おわりに》

ヒトは一生の3分の1の時間を睡眠に費やすと言われている。そして残りの一生の3分の2の時間である“活動している時間”は睡眠によって左右される。つまり私たちの人生や一生は睡眠がカギを握っていると言っても過言ではない。

睡眠について努力できる人は少ない。何故ならそれは皆んなが生まれてから当たり前にこなしていることで盲点になりがちだからだ。睡眠の重要さを理解し、質の良い睡眠を確保することで周りと差をつけることができる。この記事を読んで、睡眠について興味を持ってもらえたなら是非自分でも調べてみてほしい。

では、この記事を読んでくれたあなたの活躍を期待しているよ。また会おう。

 

《参考書籍》